AIGNE Framework内で様々なAIモデルを統合して利用するには、まず環境変数を介して必要な認証情報を設定する必要があります。これにより、それぞれのサードパーティサービスとの安全かつ適切な認証が保証されます。このガイドでは、サポートされている各モデルプロバイダーに必要な特定の環境変数について説明します。
一般的な使用方法
特定のモデルを使用するには、通常、主に2つの環境変数を設定する必要があります。
MODEL: モデルの識別子を指定します。多くの場合、プロバイダー名のプレフィックスが付いています(例:openai:gpt-4o)。[PROVIDER]_API_KEY: そのプロバイダー固有のAPIキーです(例:OPENAI_API_KEY)。
アプリケーションを実行する前に、これらの変数をシェルで設定できます。
環境変数を設定
export MODEL=openai:gpt-4o
export OPENAI_API_KEY="your_api_key_here"
# AIGNEアプリケーションを実行
node your-app.jsプロバイダーの設定
以下は、サポートされている各モデルプロバイダーに必要な環境変数の詳細なリストです。プレースホルダーの値を実際の認証情報に置き換えてください。
OpenAI
GPT-4oのようなOpenAIモデルに接続するには、次の変数を設定します。
OpenAIの設定
export MODEL="openai:gpt-4o"
export OPENAI_API_KEY="YOUR_OPENAI_API_KEY"Anthropic
AnthropicのClaudeモデルを使用するには、次のように設定します。
Anthropicの設定
export MODEL="anthropic:claude-3-7-sonnet-latest"
export ANTHROPIC_API_KEY="YOUR_ANTHROPIC_API_KEY"Google Gemini
GoogleのGeminiモデルを使用するには、これらの変数を設定します。
Geminiの設定
export MODEL="gemini:gemini-2.0-flash"
export GEMINI_API_KEY="YOUR_GEMINI_API_KEY"AWS Bedrock
AWS Bedrockでホストされているモデルの場合、AWSの認証情報と対象リージョンを提供する必要があります。
AWS Bedrockの設定
export MODEL="bedrock:us.amazon.nova-premier-v1:0"
export AWS_ACCESS_KEY_ID="YOUR_AWS_ACCESS_KEY_ID"
export AWS_SECRET_ACCESS_KEY="YOUR_AWS_SECRET_ACCESS_KEY"
export AWS_REGION="YOUR_AWS_REGION"DeepSeek
DeepSeekモデルを使用するには、次のAPIキーを設定します。
DeepSeekの設定
export MODEL="deepseek/deepseek-chat"
export DEEPSEEK_API_KEY="YOUR_DEEPSEEK_API_KEY"Doubao
Doubaoモデルの場合、次の環境変数を設定します。
Doubaoの設定
export MODEL="doubao-seed-1-6-250615"
export DOUBAO_API_KEY="YOUR_DOUBAO_API_KEY"Ideogram
Ideogramの画像生成モデルの場合、次のようにAPIキーを設定します。
Ideogramの設定
export MODEL="ideogram-v3"
export IDEOGRAM_API_KEY="YOUR_IDEOGRAM_API_KEY"Ollama
ローカルでホストされているOllamaインスタンスを使用する場合、モデル名とAPIエンドポイントを指定する必要があります。APIキーは通常プレースホルダーです。
Ollamaの設定
export MODEL="llama3"
export OLLAMA_DEFAULT_BASE_URL="http://localhost:11434/v1"
export OLLAMA_API_KEY="ollama"OpenRouter
OpenRouterは、単一のAPIを介して様々なモデルへのアクセスを提供します。モデルをフルパスで指定してください。
OpenRouterの設定
export MODEL="openai/gpt-4o"
export OPEN_ROUTER_API_KEY="YOUR_OPEN_ROUTER_API_KEY"Poe
Poeを介してモデルに接続するには、次の設定を使用します。
Poeの設定
export MODEL="claude-3-opus"
export POE_API_KEY="YOUR_POE_API_KEY"xAI
xAIのGrokモデルの場合、XAI_API_KEY環境変数を設定します。
xAIの設定
export MODEL="grok-2-latest"
export XAI_API_KEY="YOUR_XAI_API_KEY"LMStudio
LMStudioを介してローカルでホストされているモデルの場合、モデル名を指定します。LMStudioはデフォルトで認証なしでローカル実行されるため、APIキーは通常プレースホルダーです。
LMStudioの設定
export MODEL="llama-3.2-3b-instruct"
export LM_STUDIO_API_KEY="lmstudio"まとめ
これらの環境変数を適切に設定することは、AIGNE Frameworkに任意のモデルを統合するための基礎的なステップです。このアプローチにより、機密性の高いAPIキーを安全に保ち、アプリケーションコードを変更することなく柔軟なモデル選択が可能になります。各プロバイダーに関するより詳細なガイドについては、OpenAIやGoogle Geminiなどの特定のドキュメントページを参照してください。