Passport:アイデンティティとアクセス管理
Passport は ArcBlock の DID ベースのアイデンティティ・アクセス管理システムです。資格情報が利用者の識別子とアプリが認めるアクセス資格を結び付けます。保有者はアプリの要求に応じて、ウォレットから Passport を提示できます。
Passport を提示するArcBlock は、Passport の本人確認やアクセスに使う資格情報、ウォレットの証明書、資産に関する証明に VC を活用します。DID が対象を識別し、VC がその対象に関する発行者の主張を表します。
検証可能な資格情報(VC)は、発行者が対象について行う主張を表し、暗号技術によって出所と完全性を検証できるようにします。保有者は検証者へ提示できます。W3C が共通データモデルを定め、どの発行者や主張を受け入れるかは検証者が判断します。
ArcBlock の SDK と DID Connect は、発行者、保有者、検証者を結び付けます。それぞれ役割が異なり、保有者と資格情報が記述する対象が同一とは限りません。
発行者が資格情報の種類と対象を定義し、署名します。ArcBlock SDK は有効期限、表示、状態確認エンドポイントなどのフィールドを提供します。
アプリは DID Connect で資格情報を要求します。保有者は署名付きの Presentation に検証者の challenge を含め、提示をその要求に結び付けます。
発行者、署名、保有者との結び付き、有効期限、Presentation の challenge を確認します。必要な状態確認とアプリのアクセスポリシーも適用します。有効な署名は出所と完全性を示し、主張の真実性を自動的に保証しません。
ArcBlock Chain の NFT は固有の DID と所有記録を持ち、VC は発行者の主張を表します。NFT のデータに VC を含めることで、資産の記録と資格情報の証明が、同じアプリの対象について異なる問いに答えます。
ArcBlock の資格情報への取り組みは、DID の実装や標準コミュニティへの参加と共に進んできました。日付のある公開記録でその歩みをたどれます。
2020 · 04
ArcBlock は発行者、保有者、対象、検証者の役割を説明し、W3C モデルと用途を紹介しました。
当時の発表を読む2020 · 04
2020 年 4 月のデモでは、検証可能な資格情報をウォレットへ発行し、アプリで利用する流れを示しました。
当時の発表を読む2025
2025 年 1 月の発表は、Matt McKinney の DID Method ワーキンググループ共同議長と DIF Labs メンターへの就任を記録しています。2019 年の DIF 加入以来の活動の一つです。2025 年 11 月には DIF が Steering Committee(運営委員会)への当選を発表しました。
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