メインコンテンツへスキップ

ArcBlock を貫く DID

ArcBlock は 2019 年から分散型アイデンティティを製品に取り入れてきました。did:abt メソッドにより、チェーンのアカウント、トークン、NFT、AI エージェントに共通の識別子体系を使い、それらをアプリで扱うツールを提供しています。

識別子の W3C 標準

分散型識別子(DID)は、人、組織、機器などの主体を識別します。DID メソッドが作成と解決の規則を定め、DID ドキュメントに検証方法やサービス情報を記述します。W3C DID Core 1.0 は 2022 年 7 月に勧告となりました。

did:abt:さまざまな対象に共通の識別子

did:abt は ArcBlock 独自の DID メソッドです。識別子の形式に役割の種類と暗号アルゴリズムの情報を含めます。「Everything is DID」は、アカウント、資産、ソフトウェアの対象を共通の体系で識別する設計方針です。所有関係や権限は、それぞれのプロトコルが定めます。

チェーンのアカウント

アカウントのアドレスは DID です。署名と検証はその識別子を参照し、アプリは同じチェーンアカウントに別の識別子体系を用意する必要がありません。

技術ガイド

FT・NFT・ファクトリー

トークンの種類、個々の NFT、NFT ファクトリーにはそれぞれ DID があります。資産の DID と、所有記録が参照する所有者の DID は別の役割を持ちます。

製品を見る

エージェントとソフトウェア

Agent ID は同じモデルを AI の操作者へ広げます。Blocklet やサーバーにも DID があり、署名付き記録や権限に関する関係からソフトウェアを参照できます。

製品を見る

Stake と権限委任

Stake や権限委任の記録自体も識別できます。関係に固有の DID を与えることで、参加者だけでなく、特定のコミットメントや委任そのものを参照できます。

定義と用語

DID を使うための製品体系

DID 製品群はウォレット、アプリとの接続、ドメイン、個人データを扱います。ArcWallet と ArcSpace は、それぞれ DID Wallet と DID Space を引き継ぐ製品です。

ArcWallet

2019 年 5 月に ABT Wallet として登場し、DID Wallet を経て ArcWallet へ。初期の DID 対応モバイルウォレットの一つとして、識別子や資格情報、アプリとのやり取りを管理します。

製品を見る

DID Connect

アプリがウォレットへログイン、署名、資格情報の提示を求めるためのプロトコルと統合ツールです。

製品を見る

DID Names

DID と検証可能な資格情報に基づくドメイン管理。複数のドメインを一つのアカウントで管理できます。

製品を見る

ArcSpace

旧称 DID Space / DID Spaces。DID に関連付けられた個人データ空間へ、アプリが利用者の許可に従ってアクセスします。

製品を見る

DID Motif

DID を見分けやすいアイコンにするオープンソースライブラリで、ウォレットやブロックエクスプローラーで使われています。図柄は識別の補助で、制御権は署名で検証します。

定義と用語

2019 年から標準コミュニティと共に

製品開発と標準コミュニティへの参加を並行して進めてきました。ArcBlock は 2019 年に DIF に加入し、同年には W3C Credentials Community Group(CCG)の活動にも参加していました。

  1. 2019 · 05

    モバイルで使う DID

    ABT Wallet の公開により、モバイル利用者が DID による識別とアプリ連携を使えるようになりました。

    当時の発表を読む
  2. 2019 · 05

    DIF への加入

    ArcBlock は Decentralized Identity Foundation に加入し、DID プロトコルや開発ツールに関する協力に参加しました。

    当時の発表を読む
  3. 2025

    コミュニティ運営への参加

    2025 年 1 月、ArcBlock は Matt McKinney の DID Method ワーキンググループ共同議長への就任と、DIF Labs の専門メンターへの就任を発表しました。2025 年 11 月には DIF が Steering Committee(運営委員会)への当選を発表しました。

    当時の発表を読む