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ArcBlock Q&A:開発体験を再び素晴らしいものに

ArcBlock
Q&Aテクノロジー

ArcBlockコミュニティ技術Q&A 2018年5月16日

5月16日、ArcBlockは初のコミュニティ技術Q&Aイベントを開催しました。CEOのRobert MaoとArcBlockコミュニティメンバーとの対話の抜粋は以下のとおりです。

プロジェクトの最近の進展

まず、この数か月間に私たちが行ってきたことをコミュニティの皆さんに簡単にご紹介し、その後で質問にお答えします。この数か月、私たちは主にチーム作り、製品の企画と開発、コミュニティ開発の計画に注力してきました。競争の激しい現在のブロックチェーン業界では、人材採用が大きな課題です。幸いにも、最高のエンジニアリングリーダーの一人であるTyr Chenが、エンジニアリング担当VPとして私たちに加わりました。

コミュニティQ&Aを開催するたびにFAQをまとめ、新しいウェブサイトで公開します。ライブQ&Aで回答できなかった質問もそこに含めます。FAQに採用された質問の投稿者には、謝礼として少額のABTを贈ります。まずはTelegramでQ&Aを試し、将来的にはZoomビデオ会議で進捗報告を配信することも検討しています。私たちは透明性を大切にし、何が起きているのかをコミュニティの皆さんに知っていただきたい一方で、自分たちの計画に集中し続ける必要もあります。その両立が重要です。より詳しくお知らせできるのは、OCAP(Open Chain Access Protocol)をどのように設計しているかという点です。

OCAPの実装にはGraphQLを採用しました。つまり、OCAPが対応するどのブロックチェーンでもGraphQLを利用でき、GraphQLコミュニティ全体の成果を活用できます。http://graphql.org

Q:最初の一般消費者向けアプリケーションが公開される具体的な時期は決まっていますか?

最初のベータ版アプリは6月に試せるようにする予定です。ArcBlockが対象としているユーザーは開発者なので、どちらかといえば開発者向けのアプリです。ただし、開発経験がなくても誰でも試せるようにするつもりです。

Q:ArcBlockの最大の強みは何だと思いますか?

強みは数多くありますが、最大のものは、ブロックチェーンアプリケーションの「使いやすさ」という課題に取り組む、市場でも数少ない製品の一つであることかもしれません。ブロックチェーンアプリを消費者にとって使いやすくし、ブロックチェーン開発を開発者にとって取り組みやすくすることが私たちの使命です。私たちは非常に独自性のある立場にいます。

Q:運営の皆さん、ロードマップの最新情報を近いうちに公開してもらえますか?

近くウェブサイトを刷新し、更新版のロードマップも掲載します。どうぞご期待ください。

Q:Robertさん、プロジェクトは2018年第4四半期のマイルストーン達成に向けて予定どおり進んでいますか?

はい、予定どおり進んでいますが、いくつかの調整や変更はあります。

Q:具体的にはどのような調整や変更ですか?

小さな調整です。たとえば、1. OCAPを当初の計画より早くリリースする可能性があります。2. Hyperledgerへの対応を遅らせる一方、Cybermilesへの対応を前倒しする可能性があります。こうした判断の多くは、見込み顧客やパートナーとの対話に基づいています。

当初、Hyperledgerへの対応は非常に重要だと考えていました。しかし、多くの業界パートナーと話した結果、Hyperledgerプロジェクトの大半はまだ初期の概念実証段階にあり、対応しても利用者はごくわずかだと思われることが分かりました。

Q:ArcBlockはEVM(Ethereum Virtual Machine)への対応を計画していますか?

ArcBlockはメインネットにEVMや同様のVMを実装しません。私たちはEthereumとは異なるアプローチを採っています。

Q:ArcBlockはいつ開発者グループやハッカソンを開催しますか?

まず、開発者が実際に手を動かせるものを用意し(できれば来月)、その後でハッカソンやイベントの開催を始めます。

Q:Ethereumのような素晴らしいコミュニティを築くために、より多くの開発者を呼び込む計画はありますか?

はい。開発者を呼び込むことは私たちの重要な戦略です。そのための最初の計画は「開発体験を再び素晴らしいものにする」ことです。:) 「playground」や「playbook」といった考え方を採り入れ、迅速な開発を支援し、開発者にとっての参入障壁を大幅に下げます。もちろん、他のプロジェクトと同様にコミュニティ計画も用意します。

Q:ほかのDAppがどのようにメインネットをまたいで利用できるのか説明してもらえますか(たとえば、プラットフォームをABTネットワークへ移行したい、または2つのネットワークで利用したいETH DAppの場合)?

私たちのメインネット(ABT Chain)はBOSS(Billing & Operating Support System)向けに設計されており、ETHのような汎用コンピューティングプラットフォームではありません。その強みは、トークンとトークンサービスに最適化されていることです。

Q:主要なプログラミング言語向けのAPIコネクターを提供しますか?

ArcBlock自体を使って、より優れたコミュニティアプリを開発する計画はありますが、現段階ではリソースが不足しています。

Q:ArcBlockは異なるパブリックブロックチェーン同士をどのようにつなぎますか?

ArcBlockはクロスチェーンプロトコルやソリューションではありません。ArcBlockのOCAPにより、開発者は異なるチェーンと統一された方法でやり取りできます。ただし、異なるチェーン同士を「リンク/通信/接続」させるものではありません。CosmosやPokadotとは異なります。

Q:Robertさん、質問です。Microsoft、Google、Appleは膨大なリソースを持つ巨大企業です。もしArcBlockのように機能するプラットフォームの構築に関心を持てば、それを普及させるのはかなり容易だと思います。それなのに、なぜ彼らは同じようなことをしないのでしょうか。また、大企業が構築したプラットフォームが存在する中でも、ArcBlockが開発者にとって魅力的であり続けられる独自性があると思いますか?

Microsoftは最近Coco-Frameworkを発表しましたが、これは実際には英国ケンブリッジのMicrosoft Researchによる共同プロジェクトでした。(私もそこで働くところでしたが、最終的にはレドモンドのMSRで働きました)。私たちにとって最優先なのは、常に自分たちがなすべきことを行い、ユーザー体験とセキュリティに集中し、素早く反復して素早く学ぶことです。ここは広大な機会に満ちたブルーオーシャンです。他者を心配することなく、自分たちの歩みを続けるべきです。

ArcBlockのビジョンは、最終的にArcBlockだけでなくコミュニティによって運営されるプラットフォームを構築することです。AWSやAzureは、その所有者だけが所有し運営するものです。もちろん、AWSやAzureがマイナーとしてArcBlockノードを運用することは大歓迎です。